ボリジ(Borage)

今でこそ一般的になったエディブルフラワー。

様々な料理で見かけるので、何度か食べたり見たことがある人も多いのではないでしょうか。

エディブル(edible)の意味は「食べられる」。

つまりは食べられる花です。

 

料理人の方達は、「食べられるから使う」という理由だけではなく、使う意味を考えている事が多々あります。

その形や色、華やかさや可憐さが料理を艶やかにする。

さらにはその味が料理のアクセントや、味のキーになる。

などなど。。

でも花だけ残されるって話もよく聞きます。

生産者としては残念です。

 

例えばこのボリジ、茎や葉、萼(がく)はキュウリの香りに似た青っぽい味がします。

しかし、ブルーの花単体では甘く、青っぽさはほとんど感じません。

萼と一緒に食べれば”甘い”と”キュウリ”が合体して、甘いキュウリ味に。

それが例えば”爽やかさ”を表現するパーツになったりするわけで。

 

こんな感じで、料理に使われている花はその見た目だけでなく、

ひと皿の味に貢献していることがあります。

 

なので、お皿の上に出てきた花も食材として、是非食べてもらいたいです。

 

冬の間もビオラやアリッサム、ナスタチウムやボリジなど色々な花を出荷しています。

皆さんの楽しみに貢献できれば嬉しいです。