皆さんは花ズッキーニのフリットをご存知でしょうか?
ズッキーニの花に、モッツァレラチーズとアンチョビを入れて、フリットにしたものです。
イタリアンではど定番のやつ。
その中身のアイデアを拝借しまして、プンタレッレでやってみようと思ったんです。
ネットで調べてもそういう料理がなかったので自分オリジナルだなと。
プンタレッレの空洞を使うってことに、まだ誰も気づいてないんだな〜。
な〜んて、ちょっとした優越感に浸っていました。
ところが先ほど完成品をインスタにアップしたら、さいたまヨーロッパ野菜研究会の方から、
プンタレッレの肉詰めは食べたことがあるとのコメントいただきまして...
情報ありがとうございます。
そりゃそうですよね、この空洞、なんか詰めたくなりますもんね。
自分が気づくくらいなんだから、プロの料理人が気づくのは当たり前ですわ。
まぁ、そんなに料理の道は甘くない。
気を取り直して、レシピを下に。
またまた登場しました、プンタレッレです。
本当に美味しい野菜。
食べ方の豊富さで言えばチコリの中でもトップクラスではないでしょうか。
今回はとうの伸びが中くらいのサイズです。
今回はトマトのソースを添えます。
トマトソースはプッタネスカのソースをそのまんまなんです。なので、それはネットなどで公開されているレシピをご参考に!
<材料>
- プンタレッレ 1/2個
- アンチョビフィレ 4枚
- モッツァレラチーズ 40〜50g
- 小麦粉 適量
- ビール 適量
いつものようにとうを一つずつ剥がします。
今回はとうの中が空洞な構造を活かして、ここに詰め物をします。なので、蓋になってしまっている部分をカット。
モッツァレラチーズは穴に入るくらいにスライス。
アンチョビは粗みじんにします。
これくらい細ければ入れやすいです。
これをアンチョビ、チーズ、アンチョビ、チーズと順々に詰めていきます。
最後は蓋をするイメージで、チーズをはみ出さないように押し込みます。
小麦粉をまぶします。
これ、果たして意味があるのか正直わかりません。
タコの唐揚げ作るときはこうやったほうが衣が剥がれないって聞いたことあるので、そのイメージです。
衣になる小麦粉をビールで溶きます。
が、うちにビールの在庫がないことにこの時点で気づき...
JIM BEAMのハイボールがあったのでそれで代用す。
変な味になるかなと思ったら全然大丈夫でした。
要するに細かい炭酸の泡が必要ってことなんですね。
結構なシャボシャボな感じです。
こんなんで衣になるのかな?って不安になるくらいの。
以前、花ズッキーニのフリットやった時に、衣をボテボテに作ってしまい、結果油っぽく美味しくないという失敗をしたので今回こそはと。
そのためのタコの唐揚げ方式で小麦粉もまぶしたわけです。
油の温度、全くわからないです。
素人なので。
いつかは160℃と170℃の違いが分かるくらいになりたい。
そう願っています...
高校の時に山田うどんのキッチンでバイトしてたので、かき揚げは経験済み。
その経験をベースに今回の揚げを行います。
一応温度の確認をと思って溶いた小麦粉入れたら一瞬で揚げ玉みたいになっちゃいまして。
これ、自分の経験値からしても絶対温度高すぎだとわかりました。
焦ってここで火を止める。
ここから完成まで火は止めたままです...
揚げ物なのに無茶苦茶。
衣を絡めます。
薄すぎるかな?と不安になるくらいの衣の量で。
火を止めたはずなのにこの勢い。
火つけてたら絶対焦げてた。
余熱で揚げるって聞いたことないけど...
でも瞬く間に衣がきつね色になったので、揚げ始めて1分くらいで引き上げ。
ま、全部の材料が生で食えるわけだし。って素人全開の落とし所で。
ちょうどよく揚がりました。
もうちょっと遅かったら焦げてたな。
これだから揚げ物は難しい。
ズッキーニの花よりもプンタレッレの方が頑丈なので、破裂したり、チーズが飛び出したりもなく、なかなか綺麗にできました。
これがプッタネスカのソースです。
ニンニク、アンチョビを炒めたところにホール缶のトマトを1缶入れて、程よく煮詰まったらオリーブの輪切りとケッパーを加えて完成の簡単ソース。
この酸味が今回のフリットに合います!
プッタネスカのソースは何かと使えるので、常備ソースとして時間のある時に作ってみてください!
パンに塗ってチーズ乗せてピザ風にトーストしてみたり、クラッカーにクリームチーズ塗って、このソースも塗って、上にイタパセとかディルなんかあしらえばお手軽なつまみになったり。
こんな感じに盛り付けて完成。
かすかな苦味が、中のアンチョビチーズとマッチします。
さらにはソースの酸味。
最高です。
ひと口だと食べづらい場合は半割りでどうぞ。
ほんと簡単なので、是非やってみてください。
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