プンタレッレのローマ風サラダ

またしても台風。

前回は色々な作物が倒され、オープンデイも中止。

今回の台風も強風域が関東をかすめるそうで。

それよりも困るのがこの長雨です。

いくら気温が下がったとはいえ、こんなに雨が続くと作物が病気になったり腐れたりします。

被害が大きくならないことを祈るしかないんですが。

 

そんな雨のせいで仕事が進まず、お昼にプンタレッレのローマ風サラダを作ったので、レポートを。

このサラダ、先日インスタにも載せたんですが、その時はプンタレッレが小さすぎたのでリトライしました。

レシピと言うほどのことではないんですが、一応作り方なんかも。

今回使ったプンタレッレは中くらいのサイズ。

とうが伸びすぎていない割と形のいいものです。

サラダに使うならもっと伸びているものでも大丈夫です。あんまり伸びすぎると花が咲く準備で硬くなったりしますので、先端まで柔らかいというのが条件です。

今回は3人分くらいの量で。

ローマの人ならひとりで食べきってしまうかも...

 

<材料>

  • プンタレッレ 1/2個
  • アンチョビフィレ 3枚
  • ニンニク 1/2片
  • オリーブオイル 適量
  • 白ワインビネガー 適量
  • 塩 ひとつまみ
  • 白コショウ 少々

 

 

 

まずプンタレッレのとうをひとつずつ剥がします。

 

とうの根元を切って、半分に割ります。

中はこんな風に空洞になっています。

 

これを千切りします。

 

千切りは包丁でやってもよし、ピーラーでやってもよしなんですが、料理素人の私は合羽橋で見つけた長ネギを千切りにするこの道具で。

こんな感じにところてん方式で一気に千切りに。

便利かなと思ってこの道具買ったんですが、プンタレッレのとうのサイズだとちょっと狭い。それに下から引き抜く時に千切れたりします。専用のカッター欲しいんですが、日本では売ってないみたいなので今度イタリア行った時にでも買うしかない。

スライスしたものは苦味を和らげるため30分くらい水にさらします。

※2017年10月31日追記

 イタリアでは半日くらい氷水にさらしておくそうです。

もっとさらした方が良いのかもしれませんが、とうの部分は葉と違いそんなに苦くないので適度に。

しばらくするとクルッとカールするんですが、それがなんともイタリアっぽい!今回は完全にカールする前に引き上げてしまいましたが。

ちなみにイタリアのメルカートには水にさらし終わったクルクル状態のものが売られています。

葉の部分は水にさらしてもそんなに苦味が落ちないので、苦手な方はとうを剥がす時に取り除いてください。

ザルにあげて水を良く切ります。

あとはオリーブオイル、白ワインビネガー、みじんにしたアンチョビとニンニクを加えて混ぜるだけ。

オイル、ビネガー、コショウと塩はお好みで。

ビネガー多めなら塩無しでもいけます。

塩分気にされてる方はそんな感じで。

と、これで完成。

ビネガーやオイルの味付けは各々がお皿でやっても良いですね。

サラダだから。

だいたいイタリアのレストランで食べるサラダは、テーブルに置かれたオリーブオイルとワインビネガーを自分でかけるスタイルでした。オイルもビネガーもワインボトルのサイズで。

日本だとバルサミコなんて高級でドバドバかけるには勇気いりますね。

 

イタリアまで行ってこのサラダを食べるには相当な出費ですが、プンタレッレとわずかな調味料で脳内トリップできますよ。

次回のオープンデイにもプンタレッレを出品しますので、気になる方はお試しを!