ほとんどのカボチャは収穫してから通気性の良い冷暗所でしばらく寝かせます。
収穫直後のカボチャにはデンプンが多く含まれているんですが、
デンプンは寝かすことにより糖へと分解されて甘みが増すのです。
品種にもよりますが、だいたい2週間から6週間くらい、長いものは3ヶ月近く寝かせるものもあります。
うちのカボチャも寝かせ期間が終わり、甘みが乗ってきました。
今年は8品種のカボチャを栽培しています。
昨年同様、バーターナッツスカッシュ、バターパイスカッシュは大量に。
ほっこり姫や特濃粉ふきなどの定番ものも。
更に今年初めて栽培しているのが、ロングアイランドチーズ(Long island cheese)です。
いつものごとく、種屋さんの情報によれば、
アメリカ東海岸で代々伝わってきた品種だそうです。
ニュージャージー州やニューヨーク州ではパンプキンパイ用のカボチャとしてポピュラーなんだとか。
日本ではパンプキンパイを日頃から食べる習慣は無いので、それ用と言われてもと思われるかもしれませんが、
果肉も味もバターナッツに非常に近いです。
なのでバターナッツに準じた食べ方なら間違いありません。
そしてもう一つが...
読めないんです。
品種名が。
Galeuse d'eysines
フランス語のようです。
このカボチャです。
失敗作でも、病気で皮が傷んでいるんでも無いんです。
これで良いんです。
品種名の「Galeuse d'eysines」をネットの仏訳かけると、直訳は「エシーヌのボロボロの」と出ます。
特徴捉えてると思います。
ロボット音声によれば「ガルゼジーニズ」みたいに聞こえるんですが。
フランス語お得意で読みを日本語に変換できる方、是非教えてください。
このカボチャは皮が硬そうに見えますが、予想に反して包丁がすっと入る柔らかさなんです。
中は濃いオレンジ色。
スープにして食べてみたんですが、裏ごししなくてもトロリとした果肉で美味しかったです。
フランスでは皮ごとパイにしたりするみたいなんですが、今回は皮まで食べる気になれず。。。
何れにしても美味しいカボチャです。
是非お試しください。
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